
今日はいい天気です。
こんにちは、嶋村です。
朝飯兼昼飯のカップラーメンです。
今日も、頑張りましょう。
先日、なくした川上弘美さんの文庫本。
さすがに、三分の二を読んで、終わりというのも、気持ちが悪い。
買うのも、バカらしいので、図書館に行ったけれど、なかった。
しょうがないか…。
話は変わります。
ペンキ屋のオヤジが恋をした。
ビックリした。
オヤジさんは五十代でペンキ屋さんを経営している。
ずーと独身である。
相手は22歳の女の子らしい。
さらに、ビックリした。
年の差、30overである。
頼んでもいないのに、写メを見せてくるところからすると、相当、本気である、この人。
「どうすかー、手応えは?」
と、聞けば、
「ん? あ、ああ、良いよ」
と、言うので、
「やったじゃないっすかー」
と、言えば、
「ん? いやぁー、まぁーねー」
と、歯切れが悪い。
問いつめてみると、どうも年齢差で悩んでいるようだ。
「年齢なんて関係ねーすよ」
と、ボクが言うと、
「う、うん…そうねぇ…」
と、やはり歯切れが悪いどころか、動揺している。
どうしたのか?
「やっぱ、若いと難しそうですか?」
なんてことを、ボクが言うと、
オヤジさんは、「彼女から猛アタックの受けている」と言う。
「あなたは、私の彼氏になるんだからね!!」
なんてことを言われたりしてるのだよ、とボクが聞いてもないのに、仰る。
「じゃ、彼氏になればいいじゃないすかー」
と、ボクが言えば、
「う、うん…」
と、歯切れがまた悪くなる。
ちょっとイラっとしてきたので、
「え? なんの問題があるんですか? 可愛いし」
問いただすこと数分、ようやくオヤジさんが話しだした。
「10年たったらね…」
ん?
「彼女が女盛りのときに、オレ、男としてさ…」
あ、そういうことか…
十年経てば、還暦過ぎるし、
二十年経てば、寿命かも…。
そんなことを、普段、毒舌の人が、ぽつりぽつりと真剣に、照れを隠しながらいうもんだから、ちょっとジーンときてしまった。
残りの人生を意識し始めたときに、突然始まったオヤジの恋。
なんとなく川上弘美の『センセイの鞄』を思い出して、あれはいい本だったなぁ、と想い、やっぱ、残りの三分の一を読んでみたくなった、昨日。